輝きを取り戻した日光を訪ねてみましょう

日光東照宮は何年も掛けて修復を行っています。今回は陽明門の修復が終わり、美しい姿をまた見せてくれるようになりました。

徳川家の力を見せつけるように作られた東照宮は、美術的な観点からも素晴らしいものがあります。陽明門には数え切れないほどの彫刻がなされ、その緻密さや美しさは見飽きることがありません。日暮らしの門と呼ばれた由縁です。

門を潜って後ろを振り向くと、逆さ柱と呼ばれる白い柱があります。この白い柱は12本ありますが、1本だけ模様が逆向きになっています。これは、完成した物は後は滅びるだけという考えから、まだ完成してはいないと判断するためのものなのです。

陽明門の先には唐門を持つ本殿があります。この唐門の周囲にも多くの彫刻がなされています。また、本殿の中で拝殿と呼ばれるところがありますが、ここで本殿に拝する際には、大名の格によって座る場所が決まっていたと言います。ぜひ、一番前の譜代大名の所に座ってみましょう。

陽明門の右へ進むと坂下門があり、有名な眠り猫があります。これも、新しく彩色し直され、美しい姿を見せてくれます。徳川家が平和を守っているので、ネコは寝ているという想定です。しかし、見る角度を変えると、ネコが獲物に飛びかかろうと構えているようにも見えます。徳川家に逆らう者は許さないという姿なのです。

まだまだ修復が続く東照宮ですが、これからの新緑の頃が大変美しいのでぜひ訪ねてみることをお勧めします。

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